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ばかすキツネ

Oral literature
in Oiso

​神奈川県中郡大磯町の口承文芸

大蛇
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snake
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fox
oiso Kanagawa
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キツネにばかされていた私たち

大磯町郷土資料館発行の「大磯町史民俗調査報告書」では、町内各地の長老から聞き取った世間話を彼らの口調そのままに収録しています。そこでは、明治〜大正生まれの話者が、自分や親が体験したことしてキツネにばかされた話をしており、話の最後に「(キツネに化かされるなんて)今じゃあ考えられないね、あれおかしいね」などと当時を振り返っています。
​このサイトでは、大磯町におけるキツネやヘビ、マモノに関する世間話を抜粋し、小字名の地図上に対応させて転載しました。

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世間話の話者は、一般名称としてのキツネではなく、「垂氷のボッコぎつね(32/生沢・垂氷)」「マタッコウモリ(36/生沢・諏訪下)」「椿森のキツネ(20/西小磯・椿森)」「稲荷森のキツネ(54/国府新宿・東長谷川の八坂神社)」などと一匹一匹を区別して、個性とともに認識していたようです。

わずか150〜100年前、大磯の住民たちはキツネにばかされたりおっかないイタチやムジナ、マモノに震え上がったりして暮らしていました。説明のつかないことに居場所がある社会、大磯を包んでいた今とは違う空気が、長老たちの語り口から見えてきます。

※キツネが語られた地点に対応した「大磯小字名マップ」販売中!

無断転載を禁ず。

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