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大磯丘陵里山歩きマップのこと ③これからやりたいこと

  • 執筆者の写真: オダギリミホ
    オダギリミホ
  • 2021年4月9日
  • 読了時間: 2分

裏山歩きを始めて気づいたのは、かつて使われていた山道が、あちこちで分断されていること。ここさえ抜けられれば向こうに繋がる、とわかっているのに藪に覆われていたり、私有地だからとチェーンなどで封鎖されているところもあってとても残念。

今は、山などで怪我をした場合、土地の所有者の責任になる場合があるから入らせたくないのだ、と聞いた。



百年前、車が一般的じゃない時代はどこの山にも尾根道があっただろうし、多くの人が薪や山の幸を採るために日常的に山に入っただろう。山は所有者と、そしてみんなのものだった。その頃に比べたら今は山に入る人が少ない。使われない道は廃れ葛に飲み込まれる。

でも、実際その場に行ってみると、一見ただの藪でもよく見れば道だった痕跡がちゃんと残っている。その道の、道だった記憶に耳を澄ませながら道を繋げるのはとてもエキサイティング(語彙が古い!)! 所有者の方が許可してくれれば草を刈り歩ける道にしたい! 中でも特に道をつなげたい箇所があるのだ。行き止まりだと思っていたその道の、ほんの数メートル先に、全く縁がないと思っていた集落があるとわかったから。この道が繋がれば滞っていた空気とか気とかが流れ始め、なんか素晴らしいことが起こる気がしてならない。これは繋げたい!そこを通って向こう側に抜けたい!

でも、役所も、個人情報保護の観点から所有者を教えられず所有者がわかってもそこを通らせてもらう交渉はなかなか前途多難。でも、妄想は強くたくましく、言い続けてたらそういう方向にいくと思うのだ。

って思ってたら、それまで何度も地図のことで相談してた地元の名家の方が、私が繋げたいNo.2の道の地主の方々にパパッと連絡とって藪を刈る承諾をとってくれたのだ。すごい‥‥もしかしたらいい流れがきてるかも?! かつて使われていた山道が復活したら、町の7割が丘陵地で、南北に長い谷戸が連なる大磯は、相当楽しい町になると思っている。

 
 
 

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